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ちいさな暮らし

ミニマリストを目指すブログ

開かずの間を開けてみた・2

 うちの夫の所有物はとても多い、という話の続きですが。

夫は1人で住むには広いのでは?と思われる間取りの部屋に住んでいたが、実は実家の自分の部屋(8畳位?)と納戸も荷物でいっぱいにしていた。そして私が知る限り今日に至るまでその荷物は実家に置き去りにされたままである。多分必要なものなど何一つないはずだ。ぶっちゃけゴミ以外のナニモノでもないだろう。いい加減捨ててはどうか?と思うが義父も義母も夫にそんなことを言っているのを聞いたことがない。それでいいのか?いや、彼らがいいならそれでいいんだけど。

 つまり物のことで夫に文句を言うのはわたしひとりくらいなのだった。「だってこんなマンションで暮らすのは我慢ならないもん。自分の好みじゃないインテリアで暮らすなんて真っ平ごめんだし。だいたいこんな家じゃ子供だって産めない!」と言って譲らなかった。夫も夫ならわたしもわたしだとは思うが(まだ20代でインテリアとかやけにこだわりがあった。今はあまりない。ただのわがままだと言われれば完全には否定できないが)、巣作り的な意味もあったのだろう。きっとそうだ。女の本能だ。そんなわけで夫のマンションはわたし好みのインテリアになり、数々の戦いの末に夫はなんとわたしに内緒で月々3000円で物置を借りてしまった。それが発覚したとき、えーなにそれ?と思ったが「だってそれくらいのお小遣いあってもいいと思って」とか言われてしまいそれも現在に至るまでそのままになっている。ただモノが多いだけなら何も問題ではないのだ、大事なものと積み重なった重要ではないカタログとかゴミであろう書類…そういうものがいっしょくたになって大量のダンボールに詰め込んであることが問題なのだ。忙しくて片付ける時間がない、と夫は言う。まあそれはいい。その時点でもうそのことは諦めていた。そんなたぶんほぼゴミであろう荷物に月々3000円、年間で36000円とはわれわれの平和交渉の和解金としては高いのか安いのかよくわからないが、他人が聞いたらただの馬鹿だろう(断言)。夫はきっとADHDか何かなのだろう、そういう病気ならもう仕方ないではないか(勝手な診断)。

 話を戻しますが、そうして3LDKのマンションのインテリアを好きな家具で満たし、アンティークの照明器具を取り付け、カーテンを縫い、和室の壁の色が緑なのがイヤだと言って珪藻土で白い塗り壁にして(わたしは不器用なので器用な夫がほぼ塗ってくれた)、ベランダを植物園のような状態にした…つまりほぼ自分の好みの空間(除く図書室兼コンピューター部屋。ここは魔境だった)にして一息ついたところで夫が言った。

「よし、このマンションを売ろう」

 今住んでいる家の開かずの間の話がしたいんだけど、なかなかたどり着かないな。おかしいな。そんなわけで続きます。